洗剤や柔軟剤の香りが苦手なとき
「となりの洗濯物のにおいがつらい」「家族が使う柔軟剤の香りが強く感じる」。だれかにとって心地よい香りが、別のだれかには負担になることもありますよね。苦手な人が見たい表示と、使う側の気づかいをまとめました。
- 香りの感じ方には個人差があり、国も周りへの配慮を呼びかけています
- 香りの強いタイプは、使いすぎると洗濯物から出る成分が大きく増えたという調査があります
- 成分の欄だけでは香料が分からないことがあるので、全成分も見てみましょう
- 使う側は、使用量の目安を守ることがいちばんの気づかいです
香りの感じ方は人それぞれ
柔軟剤や洗剤など香り付きの製品の香りで、頭痛や吐き気など体調がすぐれないと訴える人がいると、消費者庁は伝えています。
香りの感じ方には個人差があり、自分にとって快適な香りでも困っている人がいます。消費者庁と関係する省庁は連名のポスターで、製品の表示に従い使用量の目安を参考にすること、多くの人が集まる場所ではいっそう周りに配慮することを呼びかけています。
業界団体も、香りは感じ方に個人差があるので、周りに配慮しながら使用量の目安を守って使うよう案内しています。
相談は毎年寄せられています
国民生活センターには、柔軟剤のにおいがきつくて頭が痛くなる、といった相談が毎年130〜250件ほど寄せられています。
相談した人と商品を買った人がちがうケースが多く、においの多くは家庭の中で起きていました。自分では気づきにくいことなので、ちょっと気にかけてみるといいかもしれませんね。
使う量で変わること
国民生活センターの調査では、香りの強いタイプの柔軟剤を表示の2倍の量で使うと、洗濯物から出る揮発しやすい成分が大きく増えました。無香性や微香タイプでは増えなかったそうです。
業界団体は、香りを楽しむために使用量の目安よりかなり多く使うと、周りの人は香りが強いと感じ、不快に感じることもあると伝えています。入れすぎると、タオルなどの吸水性が悪くなることもあるそうです。
苦手な人がパッケージで見たいところ
成分の欄には、一定以上(1%以上)入っている成分が、はたらきの名前で書かれる決まりです。そのため、香料が入っていても成分の欄に出てこない商品があります。
業界団体の自主基準により、メーカーはもっと詳しい成分を公開しています。気になるときは全成分を見てみましょう。洗剤ずかんでは、全成分が公開されている商品だけで「香料なし」を判断しています。
商品によっては、パッケージに「香りの強さの目安」が書いてあります。選ぶときの参考になりますよ。
今日からできること
使う側は、キャップなどで使用量の目安をはかって入れましょう。人が集まる場所に出かけるときは、いっそう気を配れるといいですね。
苦手な人は、全成分が公開されていて香料の記載がない商品を、下の一覧から探してみてください。においで体調がすぐれないときは、無理をせず医師に相談してくださいね。