石けんと合成洗剤のちがい
「石けんで洗濯してみたい」と思ったとき、パッケージの品名を見ると「洗濯用石けん」「洗濯用複合石けん」などいろいろありますよね。どう分かれているのか、表示のルールから見てみましょう。
この記事の要点
- 品名は「洗濯用石けん」「洗濯用複合石けん」「洗濯用合成洗剤」に分かれます
- 石けんの洗う成分は「純石けん分(脂肪酸ナトリウム・カリウム)」です
- 固形や粉の石けんはナトリウム、液体の石けんはカリウムが多いです
- 洗濯機によって使えない洗剤があるので、取扱説明書も見ておきましょう
品名はこう分かれています
洗濯用で、界面活性剤のうち純石けん分が7割以上のものが「石けん」です。そのうち純石けん分しか入っていないものが「洗濯用石けん」、ほかの界面活性剤も入っているものが「洗濯用複合石けん」です。
純石けん分以外の界面活性剤が3割を超えるものは「洗濯用合成洗剤」になります。
純石けん分ってなに?
石けんは、脂肪酸とアルカリを反応させてできる「脂肪酸のアルカリ塩」です。
固形の石けんや粉石けんは脂肪酸のナトリウム塩、液体の石けんは脂肪酸のカリウム塩(カリ石けん)で、カリウム塩のほうがさらに水に溶けやすい性質があります。
パッケージの成分の欄には「純石けん分(30%、脂肪酸カリウム)」のように、割合と種類が書かれます。
水とのかかわり
石けんは、水の中のカルシウムなどと結びつくと、水に溶けない「金属石けん」になります。お風呂で見かける石けんカスがそれです。
洗濯機との相性も見ておこう
洗濯機によっては、使えない洗剤があります。たとえばあるメーカーのドラム式では、天然油脂の粉石けんは水に溶けにくく詰まりの原因になるため使わないよう案内しています。
石けんを使うときは、洗濯機の取扱説明書で使える洗剤を確かめておくと心強いです。
今日からできること
パッケージの「品名」を見ると、石けん・複合石けん・合成洗剤のどれかがすぐ分かります。
石けんの洗濯洗剤は、下の一覧で成分を見比べられます。